審美歯科
せっかく治療するなら、より美しく治したい。
お口のコンプレックスを解消して、生き生きとした毎日を過ごしたい。「美しく健康な歯」に対するニーズから生まれたのが、審美歯科です。
きれいな歯並びや自然な白い歯を得ることによって、歯や口元のコンプレックスが取り除かれ、何ごとにも明るく積極的になれたらどんなにすばらしいことでしょう。
審美歯科の正しい考え方
ちまたで審美歯科という言葉が語弊を持って一人歩きしています。
なんでもかんでも歯を削って、単に白くてキレイなセラミックの歯を被せることが、審美歯科であるように誤解されております。
総合的な視点で歯科医療を提供する我々としては、審美歯科という分野は、何も特別なことではなく、 お口全体の機能回復に努めるならば、おのずと美しい歯、美しい歯ならびをつくりあげる事は当たり前の事なのです。
私たちの本来の生体の機能とは、審美性と機能性の両方を兼ね備えており、どちらかが一方だけが成り立つものではありません。 審美性と機能性の両方がバランス良く揃っていることで、生体が無理なく長期間に渡って機能してくるのです。
機能性をおろそかにしていませんか?
美しい状態で長く機能するためには、 前歯と奥歯の正しい関係、将来的に安定した歯と歯肉の状態、適切な顎関節の位置とかみ合わせ、などなど多くの要素を考慮しないといけません。
審美歯科とかみ合わせ
ただ単に、前歯を平らに揃えたり、自然ではあり得ない白さの歯を追求することが審美歯科ではありません。
歯そのものだけでなく、お口元、顔貌全体のバランスを考え、自然が与えた形態を付与することではじめて健康的な機能が存在するようになります。
自然が与えた、長年にわたり快適に機能することが本当の美しさであると考えております。
審美歯科と歯周病
地盤がしっかりしていない土地にビルを建てても地震がきたら倒壊してしまいます。
しっかりした地盤があってはじめて、耐震にも強いビルを建てることが出来ます。
歯の治療も同様に、周りの歯肉や骨が歯周病の状態ではいい歯を作っても長持ちしません。
しっかりと歯周病治療を行い、健全な歯周組織をつくりあげながら審美治療を進めることが大切です。
歯周病治療においては、初期治療から始まり、必要であれば歯周組織の再生治療も行います。
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