診療案内「インプラント | インプラント治療の流れ」

インプラント治療の流れ

１.ご来院・カウンセリング

患者さまのニーズを元にじっくりとカウンセリングを行います。
カウンセリングは専門の担当医が相談を承ります。
ご要望を確認させて頂き、患者さまにとって最適な診療方法のご提案とその他の治療が必要でないかを確認します。インプラント治療は大変有効な治療方法ですが、その他にも方法はないか様々な見解から判断し、できるだけご自身の歯を大切に残せる方法を一番に考えます。
２.精密検査・ＣＴスキャン

全身状態の問診、お口の中の状態検査、薬剤アレルギーの有無、レントゲン検査、噛み合わせの検査などを行います。
またＣＴ検査を行うことで、顎の骨の縦・横・奥行きといった三次元的情報がわかります。
その情報をもとに、最適なインプラントの選択、骨の量の調節などを行います。
インプラント治療では、ＣＴ撮影は欠かせないものとなっております。
３.診断･治療計画の説明

精密検査での結果を元に現状を把握しながら、包括的な診療プランを提案しカウンセリングを行います。
具体的な治療費用や治療期間などをご説明し、その中でお互いが納得できるまでじっくりとカウンセリングを行います。
４.初期治療

インプラント治療にとっても歯周病菌対策とても重要です歯が欠損してしまった理由は人それぞれですし、お口の中の状態も様々です。多くの場合、歯石がついていたり、むし歯や歯周病が進行しているため、インプラント治療の前に可能な限り口腔内をきれいにしておく必要があります。初期治療では、お口の中の歯石をしっかりと除去し、またご自身によるブラッシングをしっかりできるようにするといった衛生的な環境の整備を行います。
５.１次手術（インプラント埋入）

十分に麻酔が効いた後、インプラント埋入を行います。術中は麻酔が効いているため、ほとんど痛みを感じることはありません。埋入時間はインプラント本数が２本の場合で約２０分～３０分が目安となります。ただしあごの骨の状態により、さらに３０分～６０分かかることがあります。埋入後は抗生剤と痛み止めを飲んで頂くため、痛みを感じることはほとんどありません。翌日または２日後に傷口の消毒を行い、約１週間から１０日後に抜糸を行います。
６.２次手術

インプラントと骨がしっかりとオッセオインテグレーション（結合）するまで、およそ６～１０週間ほど待ちます。この期間、必要であればインプラントの上に仮歯をいれます。オッセオインテグレーションの確認されれば、歯肉で覆っていたインプラント体を貫通させる治療を行います。
７.人工歯の取付け

二次手術の後、周囲の歯肉が安定したら、デジタルスキャナーで、精密な型どりを行います。機能的、審美的、生態的に優れたマテリアルで人工歯を作製します。現在の材料はプラークの沈着が少なく、長期間の使用に耐えうる材料が開発されております。
８.メンテナンス(定期検診)

インプラント治療はここからが大切です！せっかく入れたインプラントを長期にわたって機能させるために、当医院では２ヶ月から半年に１回程度のメンテナンスを実施し、インプラントの状態、歯肉の状態、かみあわせのバランスなどお口全体のお手入れを行います。